Angularのマルチプロジェクトワークスペース
実際の開発のシーンでは、個別にプロジェクト構成を作るのか、複数のプロジェクト構成を1個として管理するのかという選択が発生すると思います。
小さな案件なら1つのプロジェクト構成で良いと思いますが、大規模案件となると共通的なライブラリ等を多用するシーンもあり、個別管理は非効率となります。
Angularではその辺りをどのように解決するのか、調べた結果をまとめておきます。
小規模な案件
単純なプロジェクト構成で管理する場合です。
ng new プロジェクト名
このコマンドにより、1つのプロジェクトという単位で開始できます。
大規模な案件
共通化するものも多くなるので、あまりプロジェクトを個別に管理したくないパターンです。
ng new ワークスペース名 --no-create-application
cd ワークスペース名
ng generate application プロジェクト名
このコマンドにより、ワークスペースというものを作り、その中にプロジェクトを追加していくという構成が作れます。
共通化する代表格として、API連係などのライブラリは以下のコマンドで追加します。
ng generate library ライブラリ名
これでワークスペースの中に、プロジェクトと同じ階層としてライブラリ構成が配置されます。
まとめ
今回は簡単ですが、このようなまとめとなりました。
ワークスペース内に複数のプロジェクトを配置する方法を「マルチプロジェクトワークスペース」と呼ぶようです。
Reactではこのような構成方法があったかどうか、今後調べてみます。