【AWS】最低限のネットワーク環境レシピ

今回は私がAWSで開発環境を作るときに、最低限のネットワーク環境として設定する手順を記録しておきます。(これをベースにアレンジ)

以下の用途で使えます。

  • Cloud9での開発環境
  • RDS、EC2での実行環境

1.VPC作成

項目設定値例備考
名前タグmy-vpc
IPv4 CIDR192.168.0.0/16このネットワークで利用できるIPの大枠の範囲を決める

2.サブネット作成

項目設定値例備考
VPCmy-vpc上記1のVPCを指定

※サブネットの作成個数
 EC2+RDSを使う場合、サブネットが3つ必要な模様。
 → EC2はpublic(ルートテーブル紐付けして外部接続許可)のサブネットに配置
 → RDSはprivateに配置するが、RDS作成制約でAZ違いで2つあった方が良い模様
   (1つだとダメというので前にハマった経緯あり)

以上の経緯から基本は3つ構成で進める

1個目

項目設定値例備考
Name Tagmy-subnet-a-public
Availability Zoneap-northeast-1a
CIDR block192.168.1.0/24上記1のCIDRにより決定

2個目

項目設定値例備考
Name Tagmy-subnet-a-private
Availability Zoneap-northeast-1a
CIDR block192.168.2.0/24上記1のCIDRにより決定

3個目

項目設定値例備考
Name Tagmy-subnet-c-private
Availability Zoneap-northeast-1c
CIDR block192.168.3.0/24上記1のCIDRにより決定

※1個目(public)の追加設定
 EC2、Cloud9で使用する場合「IP自動割り当て」を有効化する

3.Internet Gateway作成

項目設定値例備考
Name Tagmy-igw
VPCへのアタッチmy-vpc上記1のVPCを指定

4.Routes Table作成

項目設定値例備考
Name Tagmy-rt-public
VPCmy-vpc上記1のVPCを指定
ルート
 192.168.0.0/16local初期設定されているのでそのまま
 0.0.0.0/0(Internet Gateway)my-igwルート追加。上記3のInternet Gateway
サブネットとの関連付け
 サブネットIDmy-subnet-a-public上記2のpublicのサブネットを指定

まとめ

AWSで何かしらの環境を作る際の最初の準備になります。

おわり

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